こえのおと

進みの遅い声優の情報ブログ

宮野真守は水樹奈々を超えたか?

前回は水樹奈々がなぜ他の声優に比べて圧倒的に成功したのかということを述べた。
では水樹奈々を超える声優というのは現れないのであろうか。今回は、水樹奈々にもっとも肉薄、いや超えたかもしれない宮野真守について考察する。

宮野真守の簡単な来歴

声優としての印象が強いが、芸能界入りは子役が最初である。小学1年生のときに西友のCMに出演したのち『3年B組金八先生』など様々なドラマに出演。
声優としては『キングダムハーツ』のリク役や「デスノート』の夜神月役からブレイクし始める。同時期にあった『ミュージカル・テニスの王子様』の存在も外せない。ちなみに今年の声優アワード主演男優賞を取った豊永利行も出演していた。

水樹奈々との比較

男性声優と女性声優を比較することは難しいが、個々の要素について比べてみようと思う。

歌手活動

水樹奈々は前回のブログで述べたように多数の業績を残している。活躍のすべてを包括していると思われるシングルアルバムCD売上について主に論ずる。
水樹奈々はシングルCD売上『BRIGHT STREAM』102,924枚、アルバムCD売上『ROCKBOUND NEIGHBORS』139,004枚が最高売上である。
一方、宮野真守はシングルCD売上は『カノン』の39,116枚、アルバムCD売上は『THE LOVE』の25,122枚である。

カノン
THE LOVE(初回限定盤)(BD付)

水樹奈々に売上には遠く及ばない。また紅白歌合戦出場や日本レコード大賞を受賞している彼女とは大きな開きがあるだろう。

しかしながら注意しておきたいのは、そもそも男性ソロというもの自体が売れるのが難しいということである。売れているアーティストを思い浮かべると女性はソロ歌手が多いが男性はグループが多いことに気付くだろう。実際、2016年には宮野真守が、9年3か月ぶりに男性ソロによるシングル2作TOP10入りを果たしている。

声優活動

声優活動はこれまでの業績を見ればほぼ差がないように思える。しかしながら最近は、水樹奈々はアーティスト活動を基本にしているのに対して、宮野真守は多数のアニメに出演している。
これは男性声優の方が一線級に活躍する声優数が少ないのもあるかもしれないが、元々子役育ちという彼の演技力が高いためであると考えてもいいだろう。

テレビ出演、映画、舞台などタレント活動

水樹奈々紅白歌合戦や青空レストランなど多数の歌番組やナレーションに出演しているが、宮野真守の場合は少し異なる。もちろんmusic Japanなどの音楽番組にも出演しているが、VS嵐やZIP!、スッキリ!!などバラエティ番組も多いのだ。特にVS嵐ジャニーズと対等に渡り合える声優は唯一無二だろう。
また映画では2010年に『Wonderful World』で主演を果たし、舞台では『髑髏城の七人』で福士蒼汰とW主演を勤めているのだ。
簡単に言えば、水樹奈々は歌番組にしか出演できないのに対して、宮野真守は全てのタレント活動を行なっている。彼が子役上がりということもありバラエティ、演技慣れしていることが理由だろう。宮野真守の圧勝と言ってもいい。

まとめ

なんだか有耶無耶になってしまったが、結局のところ単純に比較はできない。しかし特定の分野で水樹奈々を超えているのは間違いがない。
ただ世間の知名度から言えば水樹奈々の方がまだ勝っているとは思う。しかし宮野真守はまだこれから売れていく声優でもあり、将来的に声優の枠を超えた芸能人として活躍する日も遠くないのではないか。

次回は水樹奈々を超える女性声優が現れるかについて考えてみたい。