TrySail(トライセイル)の一番人気は夏川椎菜なのか?

TrySailといえば麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜の3人からなる声優ユニットである。

メンバー全員が多くのファンを抱えているとは思うがこの3人の中で言えば、やはり雨宮天がダントツの知名度や仕事量を誇っている。Wikipediaによれば雨宮天の2018年のアニメの仕事はTVアニメが6本、劇場用アニメが2本となっている。一方の麻倉もも夏川椎菜の両名はアニメの仕事は2人分合わせてもゼロである。

この仕事量の差が彼女らの間に大きな格差が存在するという話につながることがあるのだが、今回は実は夏川椎菜ことナンスがTrySailの中で実は一番人気なのではないのか?という話をしたいと思う。

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なぜナンスが一番人気なのか?

仕事量や知名度は雨宮天に完敗しているのに、なぜ夏川椎菜ことナンスが一番人気であるということになるのか。その根拠となるのは個人の人気が反映されやすいと思われるソロCDの売上である。ユニットとしての楽曲もソロとしての楽曲も安定して高い売上を記録するのがTrySailであるが、先日発売された夏川椎菜のソロ3作目「パレイド」が他の2人を置き去りする結果を見せた。

パレイド(初回生産限定盤)(DVD付)

パレイド(初回生産限定盤)(DVD付)

 

最新ソロシングルの現時点での売上はこのようになっている。

雨宮天  10,945枚 『誓い』 2018/05/09
麻倉もも 11,510枚 『カラフル』 2017/11/01
夏川椎菜 13,496枚 『パレイド』 2018/07/18

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全員が女性声優の中では非常に高いレベルを維持しているが、その中でもナンスが頭一つ飛び抜けた形になっている。基本的には雨宮天、麻倉もものほうが人気者であるという見方がされることが多かったのだが、この結果はそれを見事に裏切った。

ナンスファンの熱量

 CDの売上が多い=ファンの数が多いという認識になるというのが一般的な見方であるだろう。しかしながら、その認識は正しいとは言えない。大量に買うファンが少なからず存在しているからだ。

今回のCDはナンスの誕生日である7月18日に発売されたものであるので、718枚買っているようだ。とても真似できないし、したいとも思わないのだが、単純にすごい。一応抽選で当たる特典イベントへの招待を勝ち取るためという目的もあるのだろうが、ここまではやれない。いくらごく少数の限られた人間しか参加できないイベントに参加するためとはいえ、100万円近いお金を払うに値するとは思えない。しかしそれを実行できるのがナンスのファンなのだろう。AKB然りこのような特典商法はインチキの売上だと言われることも多いが、売り方自体は否定しない。いっそのことナンスの誕生日は、実は12月31日でしたってことにすればいいのでは…

ナンスは本当に一番人気なのか?

冗談はさておき、一番人気であるというのが一番ファンが多いことを示すのであればこれは間違いだろう。CDの売上はファンの数と熱狂度の積であるとこのブログでは考えているので、ファンの数では一番でなくてもファンの熱量が高ければ、CDの売上は高くなる。夏川椎菜はファンの熱狂度が非常に高い声優であるということだけは言えるのではないか。

ではなぜナンスのファンだけがそんなに熱量が高くなるのか?という問題がある。一般的に人気がないとされている(ここでは本当の人気がないわけでなく世間的に人気がないとみなされているという意味)アイドルや声優のファンは熱意が高くなると思う。自分が支えないと…という思いが強くなり、大量買いへと向かわせるのではないかと私は考えている。

そしてこのようにファンに熱狂的な支持を受けるナンスがファミ通.comにてゲームブログを連載することが決定した。

 自らの趣味を活かし、仕事に繋げられるのは素晴らしいことである。しかし、今年のアニメ出演がゼロであることは忘れてはいけない。

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こえのおと
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