若槻千夏さんが声優になりたいと最近アピールしているのをよく見ます。最初に彼女が声優志望であることを私が初めて知ったのは、昨年末の『有吉ジャポン』で彼女が宣言していたときだが、それ以前から言っていたのかは知りません。しかしながら、どうやら本気で声優に憧れているらしい。
先日の『有吉ジャポン』でも『声優界一の美女』である竹達彩奈さんに声優としてのレッスンを受けてアフレコに挑戦していました。
アフレコの様子などはTVerで観られると思うのでぜひ見てほしいのだけど声が上擦ったり、棒読みだったりして、平成ノブシコブシ吉村に笑われ、有吉には諦めろと言われていました。
アフレコ自体はめちゃくちゃ笑えて面白いんですが、確かにあのままでは声優デビューは難しいかなとは思います。しかしながら私は若槻千夏さんの声優への挑戦を応援したいですね。それも私が若槻さんのファンだからというわけではなく、声優ファンとして応援したいです。
若槻千夏とは
簡単に若槻千夏さんについて説明しておくと2001年に17歳でスカウトされグラビアデビュー。先日終了しためちゃイケやクイズヘキサゴンなどを始めとする番組でおバカタレントの印象がつき、様々なバラエティに出演。
2008年からテレビ番組の出演を控える。2009年には一般人男性と結婚して、現在二児の母。2017年ごろから再びバラエティ番組でよく見かけるようになりました。
ヒロミなどもそうですが、やっぱり面白い人は一回芸能界から姿を消してもまた出てくるんだなあと思いますね。おバカタレントの印象が強いですが、喋りを聞いてると勉強をしていないだけで、本当はかなり頭の良い人だなあと思っています。
声優デビューはできるのか?
その若槻千夏さんが声優を目指しているとのこと。まあ一般的なオタクの意見は、声優を舐めるなとか考え方が甘すぎるとかだと思います。
でも若槻さんは歌や演技のレッスンなども受けていると言いますし、ただ芸能人のパワーでなろうとしているわけでないので、ハナから排除せずに寛容になってもいいのでは。
どうしても元芸能人はオタクに嫌われる傾向にあります。しかしAKB系列出身の声優が何人かいますが、現在はかなり受け入れられているように、芸能人の声優デビューのハードルは下がってきつつあると思います。だいたい今は大人気の小倉唯さんや日高里菜さんは元アイドルみたいなもんですし、花澤香菜さんや悠木碧さんは元子役ですからね。基本的に元芸能人の方がポテンシャルが高いので成功しやすいのが声優業界ですし、この4人と若槻さんを差別する理由はありません。
こう言うと、先日の『有吉ジャポン』で観たようにアフレコ下手すぎて声優としては無理という意見があると思いますが、あれは竹達彩奈さんの演技の後にやって彼女の演技に近付けようとしていたのでは、と思います。またバラエティタレントとしてオチをつけようと意識したのかもしれません。普通にやれば多少棒読みでも、もっと上手い演技だったと思います。
棒読みは困るという意見もあると思いますが、棒読みには棒読みの味があるんです。名前は出しませんが、現役声優でも完成された棒読みの人は山ほどいますし、私は好きですよ、棒読み声優。
また話術は他の声優にはないレベルの高さですから、ラジオMCやイベントMCなどでも活躍できそうです。男性のMCは多いですが女性MCは少ないので、かなり狙い目じゃないかなと思いますけどね。私は男性MCは、声優を取られるんじゃないかと思って好きになれないので。
声優になるためのハードルは?
一番は演技力でも歌唱力でもなく、年齢でしょうね。若槻千夏さんは現在33歳です。これが例えば23歳だったら声優になれるのは確実だと思うのですが、30歳を超えていると新人声優にありがちなアイドルアニメの役とかは難しいですし、かといって演技力(的なもの)が求められる一般アニメの役も難しそうです。
まずはスマホゲームなどの役を演じてみるのがいいと思いますね。スマホゲームは能年玲奈さんみたいに棒読みでも許されます(QMAロストファンタリウム)し、確実にワイドショーなどで取り上げられるので宣伝にもなります。どこかがオファーしてほしいものです。
まとめ
私は声優業界にはなんの関係もありませんが、声優のファンとして、あれだけ芸能界で活躍したタレントさんが声優になりたいと言ってくれるのはなんか嬉しいです。若槻千夏さんの挑戦を応援したいと思います。