藤田茜さんの写真集が再販中止に 藤田茜さんがニコ生で直接苦言を呈したことも

藤田茜さんは賢プロダクション所属の人気若手女性声優で、今期は『RELEASE THE SPYCE』の相模楓役などに出演されているが、今回予定されていた写真集「あかねいろ」のコミケでの再販が中止になった。

この「あかねいろ」は単体では発売されていない。元々は2018年5月にアニメ『エロマンガ先生』の和泉紗霧(CV:藤田茜)のフィギュアの特典として付けられたものだった。販売時の価格は15,000円。現在ではAmazonで藤田茜さんのフィギュアなし写真集のみで15,000円で取引されている。

最初にこの写真集の再販が明らかになったのは、11月28日のニコ生(OVA『エロマンガ先生』のその先をみんなで目指します!第24回)でのことだった。ゲストに木戸衣吹さんを呼んで、ストレートエッジ*1のみやPから告げられた。その場で藤田茜さんが、再販に対して苦言を呈したのだ。

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藤田茜さんの主張


引用:ニジスタ

ニコ生から文字起こしする。「あかねいろ」を再販すると言った直後から

藤田「嫌です。大事なことを一つ言っておこう。(略)私はミリも納得してねーぞ!私は子供だからこういうことを言っちゃうのー。大人になりきれないのー。ミリも納得してねーぞ!」

そして舞台裏でみやPに納得できないことを伝えた旨を話す。

藤田「ただ!なるべく!できる限り!みんなが納得する形にしてくれというお願いをしました。」

みやP「もちろんです。受け取っております。えーと写真集はフィギュアの付属として販売させていただいたんですけれども、単独で写真集をサイン本として販売することに関しては、やっぱり今まで買ってくださった方が、えーそれだったら買わなかったのにとか」

藤田「そう。それに私の気持ちも!紗霧のフィギュアが売れればいいなと思って撮った写真集なわけね。だから、そのことも汲んでもらって、みんながなんとか納得できる形に落ち着けてくれという話をしました。なので、私は、何とか落ち着いた形にしてくれるって言うみやPの気持ちを受け取ってこれをやります!」

この場では、最後にやると宣言したのだが結果的に中止になってしまった。

なぜこんなことになったのか?

藤田茜さんの主張はとてもはっきりしている。半年前にフィギュアとセットで15,000円も出して買ってくれた人がいるのに、サイン会付きで再販となったら先に購入した人が損をした気持ちになるのはおかしいのと、元々写真集は自分自身出すつもりがなくて、作品のためにやったことなのに写真集単体で売るのは違うということだ。

正論以外の何物でもないが、いくら正論でもニコ生の途中に言ってしまうのは流石に避けた方が良かったと思う。いや、避けるべきというのは言い過ぎで、言い方を考えるべきだったかもしれない。最初の「嫌です」とか「私は子供だからこういうことを言っちゃうのー。大人になりきれないのー。」のところは隣の木戸ちゃんが凍りついていて可哀想だった。それでも何とか場を和ませようと相槌を打っている木戸ちゃんの姿がいじらしく思えた

ただ、このニコ生で言わずに我慢して、もし再販となったら、藤田茜さんに不満の矛先が向かう可能性もないわけではなく、自分の意見を主張したことは良かったと思う。再販中止が藤田さんの抗議が直接の原因か分からないが、もし中止になって不満に思っている人がいたら藤田さんの気持ちも斟酌してほしい。

大きな問題はストレートエッジ社の方で、写真集単独の再販だけなら、たくさんの人に読んでほしいという理由で、まだ話も分かるんだけど、なぜサイン会まで付ける?フィギュアも売りたいし写真集でさらに儲けたいのも分かるが、節操なさすぎだろう。元々、フィギュアだけならもっと安価で出来のいいのが売ってるんだから、フィギュアがオマケでむしろ写真集がメインだということは、みんな分かっていただろうに。そもそもを言えば、こういう大して関係のないものを付属して、抱き合わせ販売をすること自体が私は気に食わない

ちなみにフィギュアと写真集のセット販売は予定通り行われる。

*1:ライトノベル系エージェント会社

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藤田茜
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