ラブライブサンシャインはなぜ失敗したのか?虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はどうなるか?

劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」の人気がいまいち振るわない。興行収入は3週目で約6億円。決してダメという数字ではないし充分すぎると思うが、前作の劇場版ラブライブは興行収入が28億円を突破したことを考えると心許無い。様々なまとめサイトでも失敗と言われている。焦っているのかついに入場者プレゼントに直筆サインをランダム封入するキャンペーンを実施するまでに至った。

★大ヒット御礼企画★
4週目入場者プレゼントには、2週目~4週目アイテムの「描き下ろし複製ミニ色紙(全9種)」に各キャストの直筆サインを入れた特別Ver.をランダム封入いたします。上映全劇場に必ず1枚以上封入されますので、お楽しみに!
※サイン入り複製ミニ色紙は2週目、3週目の絵柄の場合も、4週目と同様の包装をしております。
引用:公式サイト

ラブライブサンシャイン自体について言えば、BDは83,384枚も売っているし、Aqoursは紅白にも出場している。決して失敗ではない。タイトルはまあちょっと飛ばして書いた。すみません。劇場版も充分な数字に思うが、配給サイドが危機感を持っているような雰囲気は感じられる。ここではなぜ劇場版が不振になっているのかを考えたい。

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劇場版ラブライブサンシャインの出来

劇場版あらすじ

浦の星女学院の統合先の学校の保護者が部活動の悪影響を懸念して統合に反対。浦の星女学院の生徒は廃校した学校に分校として通わされそうになる。そこで曜の従姉妹の渡辺月に協力を仰ぎ、Aqoursの6人がパフォーマンスを披露し、スクールアイドルの素晴らしさを理解してもらおうとするが、3年が卒業していて上手く出来なかった。

そんな折、3年生が卒業旅行先のイタリアで行方不明になったという話を聞き、Aqoursが探しに行くことに。実は行方不明は、マリーの縁談話から逃げていたためだった。Aqoursはスペイン広場でパフォーマンスを披露し、マリーの母を説得させた。千歌は再び3年生らとパフォーマンスして自信をつける。

帰国したら、Saint Snowの理亞をAqoursに加えてくれないかという話が持ち上がる。それは違うと教えるためにSaint SnowとAqoursの2組だけによるラブライブが行われることに。決勝戦で披露する予定の曲をやりきったSaint Snowは、過去の忸怩たる思いから解放される。

6人のAqoursも素晴らしいパフォーマンスをして、まるで卒業した3年生も一緒にそばにいるような感覚だった。統合先の高校もその様子にスクールアイドルを認めるようになる。そしてあの浜辺には、Aqoursに心動かされた別の少女たちが再びAqoursの文字を刻むのだった。

Saint Snowの物語

あらすじを読めば分かるようにAqoursの物語でもあるが、セイントスノーの物語でもある。まあ確かにセイントスノーは人気ユニットではあるし、Aqoursとの結び付きも強いのだけど、Aqoursの物語の集大成となるはずの劇場版で、ここまでガッツリ絡んでくるというのはなんかちょっと違うなと思ってしまう。

またストーリー自体に筋があまり通ってなく、色んな要素のごった煮感があり、過去の劇場版に比べて構成が良くないように思う。外国に行った必要性も不明だし、マリーの縁談もよく分からんし、Aqoursは妙に虐げられてるし、なんでか知らんけど結局許される。Aqoursはここで終わりだよーをしっかり明記すべきだったのではないかと感じる。

まあ何が言いたいかといえば、出来が良くないから興行収入が良くないんだということである。ただ映画はみんながみんな2回3回と観るもんでもないし、初週から振るってなかったので、出来が悪いだけではここまでの落ち込みはないと思う。そこで本題に入る。ラブライブサンシャインは声優に寄りすぎたのではないか?

ラブライブサンシャインではなくAqours

前述した通り、Aqoursは人気である。東京ドーム公演もやっている。しかしラブライブサンシャインは振るわない。これはそもそもがラブライブサンシャインが声優のためのコンテンツだったからではないかと思う。

『ラブライブ!』は元々は2010年に『電撃G’s magazine』の企画から始まっている。2次元と3次元が融合したコンテンツで、そこでは2次元キャラクターとそれを演じる声優が同一視できるように作られている。ライブイベントでは声優姿に重ねて2次元キャラクターを視るし、その2つがシンクロして舞台を作り上げる。

一方でラブライブサンシャインは声優先行の企画が多い。ほぼ全てのBDにイベチケを付けていたり、ライブイベントの回数も『ラブライブ!』よりも増えまくっている。今回の声優の直筆サイン特典も、それを付ければ観客が増えるという目論見があるからやっているんであって、結局は声優寄りのコンテンツであることの証左である。実際にライブイベントなどが儲かるから、声優ファンに阿って、声優寄りのコンテンツへと変化したのだろうが、『ラブライブ』にあった一体感が失われ、歪なものとなった。これがそもそもの映画の失敗に繋がっているのではないか。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はどうなるか?


引用:セガ

Aqoursの後釜的ポジションとして既に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が発表されている。声優陣は、

  • 上原歩夢(大西亜玖璃)
  • 中須かすみ(相良茉優)
  • 桜坂しずく(前田佳織里)
  • 朝香果林(久保田未夢)
  • 宮下愛(村上奈津実)
  • 近江彼方(鬼頭明里)
  • 優木せつ菜(楠木ともり)
  • エマ・ヴェルデ(指出毬亜)
  • 天王寺璃奈(田中ちえ美)

今までのキャスティング傾向と異なり、かなり有名な声優が起用されている。前田佳織里は『ゴクドルズ』主演だし、久保田未夢はアニメだけなくi☆RiSメンバーとしても活躍中。村上奈津実は『アイカツスターズ』、鬼頭明里は多数のアニメに出演しているし、楠木ともりは水瀬いのりの後継者とも言われる。指出毬亜は『私に天使が舞い降りた!』、田中ちえ美は『サクラクエスト』に出演していた。

実際どうなるかは分からない。キャスティングを見る限りだとさらに声優特化コンテンツになるのではないかという気がしているが、逆に声優陣をプッシュする必要がないという意味では、声優に寄らなくてもいいのかもしれない。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の成功はもうほぼ約束されているが、アニメの成功はクオリティー次第になるだろう。

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Aqours虹ヶ崎学園スクールアイドル同好会
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こえのおと

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