独断で選ぶ『2019冬アニメ』本当に面白いおすすめアニメランキングTOP5+1

2019冬アニメもいよいよ終盤。前期の2018秋は注目作がたくさんあって大きな盛り上がりを見せたが、今期は割と小粒な印象を受けた。とはいえ山椒は小粒でもぴりりと辛いという言葉もあるように、面白いアニメもたくさんある。今回は、こえのおとの管理人である私が独断で選ぶ個人的な、2019冬アニメのおすすめランキングを作成した。ランキングを付けたのは、その方が多くの人に見られるかと思って付けただけで、別に2位が1位に劣っているということではない。Googleさんはランキングが好きなのだ。

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1位 バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜


©CP△

『バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜(以下カラパレ)』は人魚の少女5人がマーメイドアイドルになるまでの軌跡を描いた日常系アニメだ。バミューダトライアングルはTCGヴァンガードに登場するクランの名前であり、実質的にはヴァンガードから派生したアニメと言ってもいい。

作画は最初からぶっ壊れ気味だし、水中のはずなのにヒジキを干していたり、コップから湯気が立ったり、とんでもないクソアニメだと思っていたが、4話くらいからこの世界観が癖になってきた。そして、そこからが『カラパレ』の本領発揮だったのだ。5人の少女が様々な人と出逢い、少しずつ成長していくストーリーが展開され、それがまたどれも良い話なのだ。

単なるハッピーエンドではなく少し切ない、だけど希望のある物語になっている。特に8話は必見。5人の人魚が丘に上がる話なのだが、とても考えさせられる物語になっている。全てを作中で語ることなく解釈を視聴者に委ねているので、観る人やタイミングによって違う印象を与えるのではないか。また人魚に脚が生えることによって、こんなに官能的になるのかと驚かされた回でもあった。

エンディングの『シャボン』も良曲。毎回違うキャラクターが歌う。私は大久保瑠美さんのファンなので、7話のるみるみが歌った『シャボン』はつい何度も繰り返し聴いてしまう。基本的に一話完結なので5話以降からでも楽しめると思う。もちろん最初から観るとより楽しめるのは言うまでもない。

2位 どろろ


©手塚プロダクション/ツインエンジン

手塚治虫原作の『どろろ』の2回目のアニメ化。原作は陰鬱な雰囲気に人気が出ず、手塚治虫が途中で打ち切り、未完に終わっている。その後1969年のアニメ化では一応の完結を見たが、差別表現なども存在しているため、地上波で再放送はできない*1。またその旧作も途中で子供向けへと路線変更させられている。したがって完全リメイクになっている。

身体のパーツを失った百鬼丸が、どろろとの交流を通じながら、鬼神を倒し身体を取り戻していく物語。昔のアニメの雰囲気を残した映像表現に、丁寧に紡がれる百鬼丸とどろろの物語が観る人を没頭させる。どろろの声優の鈴木梨央の演技がまた上手い。百鬼丸はほとんど喋らないので、必然的にどろろの台詞が多くなるが、変な癖もなく厭味のない純粋さで心地よい。

百鬼丸が身体を取り戻すにつれて徐々に弱くなって、人間らしさも垣間見えるようになる一方で、村は荒廃していくというような設定、構成も興味深い。また女性の強さも描き出している。白眉は5話と6話の「守小唄の巻」で、百鬼丸の淡い恋心と別れ、そしてミオの健気さに涙が止まらない。

3位 ケムリクサ


©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

『けものフレンズ』を製作したたつき監督によるCGアニメ。権利上のゴタゴタやら何やらで、たつき監督はけもフレから追放されてしまったが、『ケムリクサ』は、たつきファンの溜飲を下げてくれただろう。

荒廃した日本で、りん達3人とどこかからやってきた不思議な少年わかばが、安住の地を求めて旅をしていく物語になっている。アニメの見せ場となるような戦闘などの激しいカットはオミットされ、全編がほぼ科白劇になっている。あまつさえアニメ中で文字を読ませるというシーンまである。しかしながら冗長になることなく、30分がたちまちのうちに過ぎ去っていく。

謎解きが視聴のモチベーションであり、徐々に判明していく世界の仕組みと、新たに出てくる新しい謎が視聴者を飽きさせない。わかばだけでなく、観ている側も「めっさ気になる」アニメになっているのだ。アニメの楽しみ方の一つに「考察」と呼ばれる、そのアニメの背景や先の展開を考えるものがある。文芸における批評と似ているが、それよりももっと娯楽的と言えるだろうか。『ケムリクサ』はそういう考察好き垂涎のアニメと言えよう。

そして『けものフレンズ』との関連も見逃せない。設定は、(どっちが先だったか別にして)『けもフレ』から多くを踏襲しているように思えるが、私は『けもフレ』は明るい雰囲気の中に潜む不穏さ、一方『ケムリクサ』は不穏な雰囲気の中に見出す前向きさ、という対比構造があるように思う。

4位 ぱすてるメモリーズ


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

『ぱすてるメモリーズ(ぱすメモ)』はスマホアプリゲーム原作のアニメだが、アニメはとにかくぶっ飛んでいる。ストーリーは、作品世界を脅かす「ウイルス」から、うさぎ小屋本舗というカフェで働く9人が作品を守るために、その作品世界へと旅立って戦うというものだが、正直ストーリーはどうだっていい。

ぱすメモはとにかくパロディーに特化したアニメなのだ。しかもそのパロディーもリスペクト精神があるんだかないんだか、とにかくふざけたアニメを作ってやろうという気概に溢れている。2話では『ご注文はうさぎですか?』を3話では『ローゼンメイデン』をパロディーした。色んな作品をごちゃ混ぜにして、どこから取ってきた設定だか判然としないキメラのような回もある(10話)。

このアニメを見て怒るファンもいるだろうが、ここまで尖ったアニメは賞賛したい。ただある程度アニメやゲーム漫画に精通していないと面白さが全く分からないと思う。我こそはと思うオタクは『ぱすメモ』からの挑戦状だと思って観るのも楽しいかもしれない。またゲスト声優陣が豪華すぎるのにも注目。何気にOPやEDも良い演出と楽曲になっている。

5位 ガーリー・エアフォース


©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

本音を言えばあまり期待していなかった。今期は航空機もののアニメがもうひとつあり(荒野のコトブキ飛行隊)、そちらの方を期待していて、『ガーリー・エアフォース』は有象無象のラノベアニメだと思っていた。しかし、その予想はいい意味で裏切られる。

中国からザイと呼ばれる生命体が襲来してきて、それに対抗するためにドーターと呼ばれる戦闘機とアニマと呼ばれるAIが製作された。主人公の慧はグリペンというアニマと出逢い、ザイと戦うというストーリーになっている。様々な実在の戦闘機が登場してきて、濃いミリタリーオタクには物足りないかもしれないが、私のような少しだけ戦闘機に憧れがあるような人間はウキウキしてしまう。

そして何より登場するアニマが可愛い。グリペンはポンコツながら芯のしっかりした女の子、イーグルは天真爛漫な妹のようで、ファントムはちょっと意地の悪いお姉様、そしてライノは快活な陰に一物持っているような不思議な魅力がある。更にみんな声が可愛い。グリペンはRun Girls, Run!の森嶋優花、イーグルは大和田仁美、ファントムは井澤詩織、ライノは白石涼子が演じている。みんな特徴的な声で、変な声声優が好きな私には堪らない。

幼馴染の明華(CV:Lynn)もかわいい。扱いがとんでもなく悪いのがちょっと可哀想ではあるが。ストーリーもシンプルで、戦闘もダレない長さで丁度よく、日常パートとのメリハリが効いている。端正な作りになっているので、誰でも楽しめる間口の広いアニメになっているのではないかと思う。

おまけ サークレット・プリンセス


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

最後におまけ。『サークレット・プリンセス』は近未来でMR技術によるサークレット・バウトと呼ばれるバトルスポーツが流行っている世界で、主人公の優佳が、昔の強豪校聖ユニオン学園に入学し、因縁のライバルである千景との勝負に向けて仲間と努力するという萌えスポ根アニメだ。

正直言って、脚本はあまりいいとは思わない。もっと改善できるところがあるように思うし、整合性が取れていない部分もある。しかしながら、キャラクターがめちゃくちゃ可愛いのだ。私の好きなキャラデザすぎる。特にニーナ・アヴェリンちゃんが大好き。華奢な身体でコーラが大好物だったり、飄々としているようで、熱い気持ちを持っていたり、すごく優しい面もあって良い子だなと思う。

モブキャラもかわいい。武蔵野急央学園のアリサがお気に入り。それに加えて、水橋かおりと中島沙樹の声が聞けるのも嬉しい。

まとめ

2019冬は比較的スロースターターのアニメが多かったように思う。5話あたりからどんどん面白くなってきたアニメが多かった。バミューダトライアングルなどは最初切ろうか迷っていたが、見続けて良かった。2019春アニメは、今のところ見る限り個人的にあんまり面白そうなアニメがないのだけど、予想は外れるものだから期待したい。

*1:過去の作品の差別表現にまでケチがつけられるのは本当に馬鹿げている

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