進藤あまねさんに対する批判や誹謗中傷について思うこと

声優事務所の響に進藤あまねという新人声優がいる。その彼女が最近誹謗中傷を受けているらしい。私はそんなことになっていると知らなかったのだが、響の公式サイトで、誹謗中傷に対しては法的措置を取るという声明が出されて初めて知った。

最近、TwitterをはじめとするSNSにおいて、弊社所属声優に対する誹謗中傷、根拠のない偽情報の流布、恫喝行為等およびそれらの節度を超えた連続投稿等の迷惑行為が一部で見受けられます。これらの迷惑行為については、あまりに目に余る場合、該当アカウントのブロック、またはサービス提供者に対するアカウント凍結申請などの対応を取らせていただくことがございます。

加えて、弊社では、迷惑行為が脅迫、名誉毀損、業務妨害等の犯罪や不法行為に該当すると判断した場合は、所属声優を守るためやむを得ず顧問弁護士を通じ法的手段を講じること、および警察への通報・告訴等を行うことがございます。
「響」公式サイト

響の声明文には、声優の名前が書かれていないが、進藤あまねに対する誹謗中傷のことを指しているのではとSNSや様々なサイトで既に指摘されているので、彼女に対してのこととして話を進める。話題になってからかなり時間が経っているが、状況があまり変わってないように見えるので、書くことにした。

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なぜ進藤あまねが叩かれているのか

進藤あまねは15歳でバンドリの「Morfonica」というユニットでボーカルに大抜擢されたのだが、どうやら主としては歌が下手ということで叩かれているようだ。実際、歌声を聴いてみよう。

まあ確かに上手いとは言えないけれど、そんなに下手だろうか?こんなことを言ったら叩かれそうだが、バンドリの他のボーカルと大差ないと思う。バンドリのファンが彼女を叩くのは私にはよく分からない。他のボーカルは、これをボコボコに叩けるほど、そんなに上手だろうか。「RAISE A SUILEN」に関してはボーカルがシャズナの2ndボーカルだったこともあって上手いと思うけれども、歌唱力を求めているのならバンドリ以外を推した方がいいんじゃないかとすら感じる。

まあ「Morfonica」はバイオリン担当がいて、それがガチのプロバイオリニストのAyasaが担当しているのだが、『Daylight』のイントロの荘厳なバイオリン演奏から、急に声優らしい声でのボーカルになるので落差が大きく、ズコーとなってしまうのはあるかも知れない。また同グループ内には西尾由香という歌手活動をしていたメンバーもいて、彼女は結構歌が上手いと思うので、なんで進藤あまねがボーカル?と思う人もいるのかもしれない。

しかし、私は進藤あまねの声質は嫌いじゃない。『バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜』のキャロも好きだった。エンディングテーマの『シャボン』をソロで歌ったときも声優らしい歌声で良いなと思ったのだが。あと歌が上手くないのも、倉田ましろというキャラクターらしいと思うし、演技も以前よりは上達していてびっくりした。若い子は成長が早い。

他にも宿題を人にやらせていたと彼女自身が発言していたことなども叩かれているが、それ自体は悪いことだとしても、過剰に叩かれすぎている気がしてならない。過去の発言なども掘り起こされていて、もう叩くことが目的になっているとすら感じる。他には、Twitterなどでラブライブ好きをアピールしているので、ラブライブに参加するんじゃないかなどと噂されているのも好ましく思われていないようだ。

確かに「歌が下手」とか「演技が下手」だとかいうそれ自体は、あくまで感想や批判の一部でしかなく、誹謗中傷ではない。プロとして表に出た以上、そういう評価を下されることは仕方ない。最近、『テラスハウス』に出演していて誹謗中傷を苦に自殺してしまった木村花の事件後から、芸能人などがすぐ訴訟をほのめかして批判を封殺しようとしているが、それは脅迫行為に近いとすら思う。でも、歌が下手だと思ったら、一回そのように批判すればいいだけで、毎日毎日SNSや掲示板で進藤あまねに粘着しているのは感想や批判を超えている。

率直に言って、進藤あまねを叩いている人は本当に歌や演技が下手だから叩いているのだろうかと感じるときもある。批判するキッカケは、実際に歌が上手くないなと思ったのかも知れない。でもその対象がもしある程度キャリアのある声優だったら、SNSで呟くことすらなかったんじゃないかと思う。進藤あまねが若くて新人声優で、まだファンも少ないから、叩いても自分の感性を疑われず、いくら殴っても殴り返されないと思っているのではないか。弱い者いじめをしているだけのように感じる。

さらにTwitterでは思想や感情が「リツイート」や「いいね」とともに伝播していく。誰かがある人を中傷していたら、それを見た人が、この人は叩いていいんだなと感じて、一斉に攻撃し出す。しかも承認欲求を満たすために、より目立とうとして、誹謗中傷がエスカレートしていくこともある。木村花も、マスコミや出演者の山里亮太やYOUなどが、視聴者を誹謗中傷に誘導させるような言動をしていたのも一因ではあるだろうが、同じような行動原理でエスカレートしていったのだと思う。

まとめ

新人声優は経験が浅いから往々にして演技や歌が下手だし、変なことを口走ったりもする。だけど、私はそんな初々しさが逆に好きで、その声優が成長していくのを見るのが楽しい。今はアーティスト活動もしている花澤香菜だって、最初は演技が下手だったし、歌も酷かった。

進藤あまねを叩いている人は多分若い人ばかりだと思うから、そういう見方はできないかもしれないけど、彼女の成長を倉田ましろの成長に重ねて、見守るのもいいんじゃないかな。

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進藤あまね
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こえのおと

コメント

  1. 1 より:

    いつもはコメントはしませんがさせていただきます。

    私もそう思っています。
    キャロもとっても可愛く演じていたと感じましたし、まだ伸びていく歳だと思っています。
    大きいコンテンツにも関わって、様々な人の目に止まる機会が多いでしょう。
    それで行き過ぎた批判、悪ふざけで便乗したコメントにさらされて欲しくはない。その行為が悪かどうかまでは言えませんが、書いた本人たちに故意に傷つけているという自覚があるのならもう一度考えて見てほしいです。

    彼女、ないしはほかの人間を攻撃する人ではなく、守れる人が増えてくれることを願います。
    書きたいことがうまく書けませんがすみません。
    とても優しい記事をありがとうございます。

  2. A より:

    読ませていただきました。
    進藤あまねを批判している人は弱いものいじめしたいだけという内容には同意できないためコメントさせていただきます。
    コンテンツが好きな人ほど追加要素がそれまでのコンテンツの質とかけ離れているものに対し疑問を抱くものだと思います。
    複数回批判することは批判の域を超えるとありますが、新しく追加された内容を見て別の批判を抱くことは普通のことではないでしょうか。
    ある程度経験のある声優には批判しないという内容も疑問です。
    進藤さんと同じレベルの完成度で今のガルパの状況に実装されれば文句が出るのは容易に想像できます。
    「新人だから」という擁護は新規IPやアニメのサブキャラ、ソロでの歌手活動なら正しいと思いますが、バンドリというコンテンツにおいては正しい擁護とは思えません。バンドリは6年目(ガルパは4年目)ですから客の目も肥えているわけですし。

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