竹達彩奈 vs 山崎エリイ 仁義なき牛丼戦争が勃発か?

みなさんは牛丼と聞いてどの声優を思い浮かべるだろうか。もちろん竹達彩奈だろう。無類の肉好きという彼女は、ずっと吉野家とコラボをして「アタマの大盛」や「牛どて煮丼」などを宣伝してきた。誕生日には巨大牛丼をプレゼントされ、またライブでは無料牛丼券も配布している。

肉好きはとどまるところを知らず、「ライスとぅミートゅー」という歌まで出してしまった。

アイ ラブ ビーフ!アイ ラブ ポーク!ロックンロース!イェー!
ずっと待ち焦がれたビーフビーフ 月一ご褒美ポークポーク
焼き肉おっつー!今日の私ロックロック ため息レタスにロールロール くるんで!

竹達彩奈と言えば牛丼、牛丼と言えば竹達彩奈。竹達彩奈は牛丼を裏切ってはいけないし、牛丼は竹達彩奈を裏切ってはいけない。

内田真礼が吉野家の宣伝に起用されたときもペペロンチーノ丼だったし、女性声優界の女王、水樹奈々ですらなか卯の親子丼をメインに宣伝している。牛丼は竹達彩奈の専売特許で、声優の不可侵領域だったのだ。

しかし、その声優牛丼業界に新たな新星が殴り込みをかける。それがなんと山崎エリイである。

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山崎エリイの牛丼初体験

山崎エリイはホリプロ所属の声優であるが、まあ見た目から分かるようにお嬢様である。よくアニメや漫画で、お嬢様キャラが牛丼?一度食べてみたいですわ!と興味を示し、実際主人公が連れて行くと、こんなに美味しいもの食べたことありませんわ!と驚愕するというテンプレートが存在するが、山崎エリイも実際に牛丼を食べたことがないという。

そして、牛丼を初めて食べたときの感動を思い出すために、牛丼を初めて食べたときの様子を観察するという企画で、山崎エリイに白羽の矢が立った。ホットペッパーの「牛丼をはじめて食べたあの日のこと、覚えていますか?」という記事に掲載されている。

記事自体も面白いので、ぜひ読んでほしいのだけど、これを読んだ後にやけに牛丼が食べたくなってしまった。つい2日前ほどに食べたばかりなのにである。未知の味に触れるというのは少し怖くて、人間はたいてい食べ慣れているものに舌が合ってくるから、お嬢様が牛丼を食べても別にそこまで美味しいと思わないんじゃないかと思っていた。

ただ、この記事に掲載されている写真では、山崎エリイはとても美味しそうに牛丼を食べている。カメラマンもいい仕事をしているなと思う。もし牛丼を食べたことがない人が見たら絶対食べてみたくなるだろうし、食べ慣れている人が見てもまた食べたくなるだろう。

一見似合わない人が宣伝をするメリット

このホットペッパーの記事は、文中にも書かれているように吉野家のPR記事ではなく、別に山崎エリイが竹達彩奈の仕事を奪ったわけではないが、宣伝効果はあるだろう。通常、なにか物を紹介するときはそれに相応しい人をキャスティングする。竹達彩奈は牛丼の宣伝担当に相応しい。しかしながら、その食べ物に全く似つかない人ですら、その食べ物を美味しいと褒めていたら、逆に興味が湧いてこないだろうか。

山崎エリイもラジオ番組でカップラーメンを作っていたが、同じくお嬢様である麻倉もももラジオ番組でカップラーメンを食べていた。日頃美味しいものを食べてきたはずのお嬢様ですら、美味しいと感じるというところに説得力がある。日頃カップラーメンばっかり食べてる人が、この商品が美味しいというのは、確かにカップラーメンの中では美味しいかもしれないけど、他の料理との比較が分からない。お嬢様のレビューは、それが他の料理にも引けを取らないということを担保してくれる。

声優業界は裕福な家庭出身の人が多いから、声優を起用した新しい宣伝の可能性を見せてくれたような気がした。

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こえのおと
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