木戸衣吹は爆死アニメ請負人なのか?否、新人声優の女神である

2018年の4月に「木戸衣吹さんは本当に爆死アニメ請負人なのか?」という内容のブログを書いた。当時書いた意図としては、ネットでは爆死請負人なんていじられてるけど、本当にそうなのか確かめて汚名返上したいというものだったが、結果的には確かに爆死アニメにばかり出演していたということが判明したのは、猛省するばかりである。

木戸衣吹さんは本当に爆死アニメ請負人なのか?
木戸衣吹さんは第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディションでファイナリストまで残り、ホリプロ所属となった弱冠20歳の女性声優であるが、数年前から非常に不名誉な通り名を付けられている。それは爆死アニメ請負人...

ただ、その期間内で最後に『エロマンガ先生』に出演していて、これの円盤が1万枚売れていた。つまりこれで、爆死請負人からは解放されたものだと考え、この記事が許されると考えて、投稿した。該当記事の最後には次のように書いた。

そして「エロマンガ先生」で1万本を売り上げて、爆死アニメの呪縛からは解放されたと思われる。木戸衣吹さんの今後の活躍に期待したい。とりあえずソロデビューお願いします。

実際に、本渡楓も爆死アニメ請負人などと言われていたが『ゾンビランドサガ』以降はアニメにも恵まれ、ここ最近は『魔女の旅々』『パリピ孔明』など覇権声優の名を恣にしている。これも過去に記事にしている。詳しくは「えーでちゃん(本渡楓)はソンビランドサガで爆死声優という汚名を返上する(予定)」という記事を参照ください。スポーツと同じように、何かキッカケがあれば、それまでの流れは変わる。

えーでちゃん(本渡楓)はソンビランドサガで爆死声優という汚名を返上する(予定)
本渡楓さんはチャーミングな八重歯や屈託のない笑顔、独特のファッションセンス、そして可愛い声と巧みな演技で、わたしの大好きな声優の一人だが、どうもアニメに恵まれない。数は出ているもののヒットするアニメに出ていないのである。以前このブログでも本...

ところが、木戸ちゃんの場合は『エロマンガ先生』以降、そもそもアニメにあまり恵まれていない。アイカツシリーズを除けば、メインキャストとして出演したのは『ブレーカーズ』のみである。これは良くない。デビュー当時から嫌いじゃなかったし、everyingのCDも買ってた私としては、もう一回ブレイクしてほしい。ソロデビューもまだ果たされていない。

なんでなのかなあと思いながら、友人と話していると、ある別の恐ろしい事実に気付いてしまった。それは木戸衣吹は爆死アニメ請負人というのはパッと見で見える表層でしかなかったということだ。完全にニワカを晒していた自分に忸怩たる思いである。木戸ちゃんの真価は別のところにある。それは木戸衣吹と共演した新人声優は売れる可能性がめちゃくちゃ高いということだ。

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木戸衣吹と共演した新人声優売れる説

まず、木戸衣吹の初ヒロイン作品は『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』である。当時は14歳。14歳でこんなアニメに出演させるホリプロもどうかと思うが、それは置いといて、このアニメの主人公の声優は逢坂良太である。

当時の逢坂良太はデビュー2年目で、初主演作品だった。その後の活躍は言うまでもない。その翌年には『つり球』で初主演。2年後の2013年には14本ものアニメにメインキャストとして出演しており、2015年には第9回声優アワード新人男優賞受賞を受賞する。2019年には沼倉愛美と結婚し、公私ともに充実。今年に入っても『鬼滅の刃 遊郭編』で妓夫太郎役を演じるなど、押しも押されもせぬ一流声優になっている。

次の木戸衣吹のメインキャストで初主演となったのは『帰宅部活動記録』の安藤夏希役だ。『帰宅部活動記録』はまあ売上的には爆死アニメ扱いにはなるのだが、内容自体はシュールでめちゃくちゃ面白い。日テレアニメの最高傑作だと今でも信じている。そのキャストはかなり特殊で、木戸ちゃん以外の声優が、ほとんど日ナレ所属の声優デビューすらしてない声優の卵だった。つまり、本当に声優になれるかどうかも分からないようなレベルのキャストだったということだ。

そんな悪条件?にも関わらず、共演者には、まず千本木彩花がいる。翌年にアイムエンタープライズに所属。2016年には『甲鉄城のカバネリ』で初のヒロイン役を演じ、翌年には声優アワード新人賞を受賞する。2019年には声優の畠中祐と結婚。現在も多数のアニメに出演する売れっ子声優である。

さらに、結名美月もいる。しばらく雌伏の時間はあったものの、2018年にシャニマスのアンティーカの幽谷霧子役に抜擢された。そして、M・A・Oも出演(あざらし役)している。彼女の活躍は詳しく触れるまでもないし、触れることができないほどの作品に出演している。どの作品に出ていても目立たないという、声優としては天賦の才を持っている。M・A・Oが『帰宅部活動記録』に出演したのは、声優転向して2本目のことだった。

さらにさらに、男性声優では広瀬裕也も共演していた。日ナレ卒業直後に『帰宅部活動記録』でデビュー。その後、着実に実績を積み重ねて、2018年に話題作となった『SSSS.GRIDMAN』の響裕太で主演を射止める。その後もコンスタントに出演を重ね、放送予定の『魔都精兵のスレイブ』でも主演を演じることが決定している。

木戸ちゃんは翌年には『精霊使いの剣舞』に出演。このアニメの中では、にーそっくすすという声優ユニットを組んでいる。当時はアニメ主体の声優ユニットの全盛期であった。この、にーそっくすすのメンバーがまたすごい。木戸衣吹以外の5人が、優木かな、石上静香、大西沙織、加隈亜衣である。

まず、大西沙織は出演後から『ラジオどっとあい』のパーソナリティを射止める。翌年には『冴えない彼女の育てかた』澤村・スペンサー・英梨々役、『食戟のソーマ』新戸緋沙子役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』アイズ・ヴァレンシュタイン役など、複数期にわたる当たりアニメに出演。2018年には声優アワード助演女優賞とパーソナリティ賞を受賞している。

石上静香も同じく、『食戟のソーマ』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に出演。センシティブなアニメに多数出演するようになる。プロフィットの閉鎖に伴い、声優事務所の最大手のひとつである大沢事務所に移籍している。かつで81プロデュースに所属していたにもかかわらず、再びプロフィットの養成所に入り直すという過去があり、決して順風満帆ではなかったとは思うが、『精霊使いの剣舞』からは流れが変わったように、売れっ子声優になった。

優木かなは『精霊使いの剣舞』が初のメインキャスト。その後は『ブラッククローバー』などに出演するが、アニメよりもむしろゲームの方での活躍が著しい。とくにCygamesには重用されており、『シャドウバース』アリサ役、『ウマ娘プリティーダービー』スーパークリーク役などが有名で、他ゲームとのコラボも多い。加隈亜衣は『精霊使いの剣舞』出演前からも比較的露出は多かったが、現在に至るまで継続的に多数のアニメに出演している。

2015年の『レーカン!』では、木戸衣吹が主演、そのクラスメイトを伊藤美来が演じている。伊藤美来は『五等分の花嫁』中野三玖役、『白い砂のアクアトープ』海咲野くくる役など2021年には10本近くのレギュラー役を演じる今をときめく若手声優であるが、実は彼女のアニメデビュー作は、なんと『帰宅部活動記録』のモブ(残虐の朱雀役)である。

木戸ちゃんの効力は共演した声優だけに留まらない。木戸衣吹がメインキャストを演じた中で唯一売上1万枚を超えている『エロマンガ先生』の主題歌はTrySailの「adrenaline!!!」である。この楽曲は「High Free Spirits」とならび、TrySailの売上TOP2であり、グループの代表曲のような地位を占めている。この楽曲でTrySailの人気は盤石になったと考えてもいいだろう。

他にも、木戸ちゃんはIDOL舞SHOWにも参加しているが、この中では岡咲美保と中島由貴とグループ(三日月眼(ルナティックアイズ))を組んでいる。

IDOL舞SHOWは2019年に始まったコンテンツであるが、その翌年に岡咲美保は声優アワード新人賞を受賞。さらに2年後にはソロアーティストデビューを果たす。中島由貴は2020年に『プロジェクトセカイ』の日野森志歩に参加。2020年にRoseliaで声優アワード歌唱賞を受賞。12月にはソロアーティストデビューしている。

IDOL舞SHOWには(途中降板した三澤紗千香を除いて)全部で19人出演しているが、メンバー全員が売れているグループは木戸ちゃんが参加しているルナティックアイズのみである。

ここまで続けば、もはや偶然ではない。木戸衣吹と共演した新人声優は売れるのだ。これはもう新人声優にとっての女神と言っても過言ではないだろう。新人声優を売るためのコンテンツやアニメというのは多く存在する。そういうアニメに木戸ちゃんを起用すれば、あら不思議、高確率で人気声優になる。音響監督やプロデューサーの皆様方は是非ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

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こえのおと
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